冨貴工房×breath of angel|染めふんどしショーツ|ベンガラ(鬱金)+藍錠染め|ヘンプシルク|ひも中央型|『A』
breath of angelの人気アイテム、ふんどしパンツの染めバージョンが登場!冨貴工房にて染め上げた、板締めや絞りを駆使して生み出される独創的なデザインに、天然草木染めの柔らかくも力強い雰囲気が美しく調和。生地はヘンプシルクで極上の着用感と肌触り。全く同じ色や柄は出てこない限定モノです。ピンときたらお早めに。
ゴムを使わず、そけい部を締め付けない、自然素材のヘンプシルクでできたショーツ。血流やリンパの流れをスムーズにして、めぐりの良いカラダへ!ヘンプとシルク、それぞれの素材の良さを兼ね備えています。
【サイズ】フリー 本体の大きさ 27cm×27cm
【紐の長さ】全長約150cm ※紐は、様々なサイズに合うよう長めにとってあります。ほつれにくい素材ですので、必要な長さでカットしてご使用くださいませ。
【素材】ヘンプ(麻)60% シルク(絹)40% | ひも ヘンプ(麻)53% オーガニックコットン43% ライクラ4%
ヘンプとシルクサテンのツイル織り生地を使用した、艶めくふんどしショーツ。
ヘンプシルクでできたこのショーツは、ウエストにも股の足周りの部分にもゴムを使っていません。
そけい部を締め付けないことで血のめぐりが良くなり、細胞力も免疫力もアップ。
本来持ち合わせている身体の機能を存分に発揮できる、見た目もつけ心地もやさしい、女性用のふんどしです。
足周りは共布のバイアスでぐるっと囲まれています。
おもて面にヘンプ、肌にあたる面にシルクが現れる、ツイル織りの生地になっています。
天然の抗菌作用、湿度調整機能を持ち、静電気の起きにくい素材というのもポイントです。
◆元ボディはこちら◆
breath of angel|ヘンプシルクふんどしショーツ|ひも中央型|生成り色
染め屋より(冨貴工房:冨田)
ボディは弁柄(鬱金色)で何度か重ね染めした後に、藍錠を重ねて染めました。
弁柄も藍錠も「古色の美」のものを使っています。
古色の美:http://www.kosyokunobi.com/
弁柄に藍錠を重ねると深緑色になります。
藍錠は弁柄より生地への吸収力が高いので、
最初に丹念に弁柄で黄色を染めこんでから、少しずつ藍錠を重ねました。
ヘンプシルク側は光沢があるので、裏と表で色味が若干違います。
弁柄も藍錠も色の定着度は高いのですが、
その中でも藍錠の定着度は高めなので、
使っていくごとに、青みと黄色みのバランスは変わっていくと思います。
合成洗剤は使わず、なるべく手洗いをしていただくと、色の定着も続くと思います。
色味の変化も含めて、楽しんで愛用いただけたら嬉しいです。
藍染めについて
藍で染めた服には冷え性や肌荒れ、汗もなどに効果があるといわれています。天然の防虫・消臭効果があるので、風呂敷として服を包んだり、下着として重宝してきました。
また、植物で染めた繊維を身につけることで、その植物の持つ薬効を体に取り入れることができると言われています。服用という言葉もここからきているそうです。
『草根木皮(漢方薬)、これ小薬。 鍼灸、これ中薬。 飲食衣服、これ大薬。 身を修め心治める、これ薬源なり。』(紀元前に署された中国の古典の一つ「書経」より)
飲食と同等の効果と言われています。すごいですね。
SPEND SHIFTを実践する天然草木染め
自然な素材を用いて染めあげる天然草木染めは、海や川、土壌を汚染することがないので環境負荷を軽減することができると三宅商店は考えています。
また、草木染製品を生産し使用することは、大量生産・大量消費される物を減らし、より循環型の持続可能な社会を築くことにリンクしています。
工場で生産される商品たちのように、均一な品質を保つことの難しい草木染め。染め上がる度に発見が生まれ、着るほどに味わい深くなる色落ちなどの経年変化も愉しむことができます。
そして、染める技術を身につければ、色が薄くなってきたら何度も染め直す事も可能であり、染め直す度に発色を取り戻し新しく生まれ変わります。
着る者と共に「成長する衣服」それが天然草木染めの製品です。
★ヘンプ / 麻について
【麻】は縄文時代の昔より日本人の生活(衣食住)文化と密接に関わってきた植物です。最近の傾向で、繊維利用を目的とし品種改良した麻のことをヘンプ(Hemp)と呼ぶようになりました。
また、成長の速度が速く、農薬や肥料を必要とせず、痩せた土地でも育つので、環境にとても優しい植物です。その繊維、葉、花、幹、種子などは余すところがなく、建材・燃料・医療・祭事・神事などに利用され非常に親しまれていました。
かつての日本では、麻の糸でへその緒を切り、麻のようにすくすくと丈夫に育つようにとの願いを込めて麻の葉模様の産着を着せ、麻の鼻緒の下駄を履き、麻布の着物や褌を身に着けて、麻の茎入りの壁でできた家で暮らしていたのです。
冨貴工房

暮らしのあり方、自給のあり方を、実践の中で問い続ける冨貴工房さん。
天然味噌、鉄火味噌、黒炒り玄米、茜染め、麻炭染め、麻褌作りなどを行われていて
三宅商店スタッフたちも工房代表の冨田氏により草木染めを伝授していただきました。
詳しくは冨貴工房オフィシャルサイトにて
breath of angel
このショーツは、2018年に岡山で起きた豪雨災害支援がきっかけでうまれました。詳細はこちら
子宮という神聖な部分、肌に直に触れる部分にこそ自然の素材と染めを使ってほしい。その思いでヘンプ(おお麻)、シルクなどを使用した下着を作り広める活動をしています。女性が自分らしく、ありのままを肯定し、愛し愛される世界を生きるためのツールのひとつとして役立てていただけたら幸せです。
取り扱い方法
・草木染め製品ははじめ色落ちしますので、他の物と分けて洗濯してください。
・合成洗剤を使わず、手洗いで陰干しをすると色が長持ちします。
・長時間日光や光熱のライト等に当てると変色する恐れがございます。
・手洗いの場合は、もみ洗いは避け、押し洗いをして形を整えて干して下さい。
・タンブラー乾燥はお避け下さい。